くのわき親水公園キャンプ場

最終訪問月：2016年8月

現地レポート

キャンプ場概要

静岡県榛原郡川根本町の大井川中流の塩郷ダムのすぐ下にあるキャンプ場です。対岸には大井川鉄道のSLを見ることができます。親水公園の名のとおり、公園みたいに広いです。

大井川の川幅はこの辺りでもかなり広く、私たちが泊まった日は、水が流れているところまで150mくらいの距離がありました。
水は、流れがある程度あること、茂みなどがないので、特有の「河臭さ」もほとんどなく川幅の大きい河とは思えないきれいな水でした。3歳の娘も、浅瀬から徐々に深い場所へ移動し、浮き輪で流れたり、私が手を持って足をばたばたしたりと大満足の様でした。 もちろん、流れが早く、深いところもありますので小さいお子さんは必ず親御さんがそばにいて遊ばせてくださいね。

ペットの同伴は不可ですので、ペット連れの方はご注意を。

2019年の冬季に場内でボヤ（火事）があり、大事にはなりませんでしたが、場内の直火は禁止となりました。

追記：2017年1月
我が家にとっては毎年訪れるお気に入りのキャンプ場です。3歳だった娘は12歳になりますが、毎年こちらでのキャンプと川遊びを楽しみにしています。ハイシーズンに遊びに行っても、ある程度余裕をもって予約をとっているらしく、それほど窮屈な思いをしたことはありません。
場所にもよるのですが、元々河原なのでものすごく地面が固くペグが刺さらない場所があるので、金属のペグ＆ハンマーは必須です。風も強いことが多いので余計に必要ですね。
心なしかキャンパーのマナーも良いことが多い気がします。
ただ、ものすごく暑い日にあたることも多いので、注意してください！
また、受付時に次回使える割引券（1,000円）もいただける場合もあります（100％ではない）。

アクセス

新東名の島田金谷ICまたはバイパス大代ICから北に約35km、車で約50分ほどです。

県内の方はバイパスを利用されるとよいと思います。
キャンプ場内に入浴施設はない（コインシャワーのみ）ので、川根の温泉に行く場合は、少し離れていますので帰りに寄るなど計画を立てた方が良いです。
ちなみに、川根温泉「ふれあいの泉」は豊富な湯量と、温泉らしい泉質でいつもかなり混雑していますが温泉好きにはおすすめです。

料金

フリーサイトで3人で3,150円です。比較的良心的な価格設定だと思います。シャワーは別料金です。

キャンプサイト

大きく分けて英数字のフリーサイトエリアと数字の区画エリアに分かれています。

フリーサイト

フリーサイトエリアは、AからLまで大きくエリアを分けてあります。一つのエリアには2から6グループ程度がテントを張ることができます。 木陰はあまり多くないので、夏場の混雑時は場所によってはかなりきついかもしれません。私たちは7月上旬だったのですが、ものすごく暑かったです。
大井川がなければ昼間はすごしにくいだろうなと思います。

直火OKのキャンプ場です。サイト内にもいくつか直火の跡が残っています。後始末も必要ですが、直火を楽しみたい方は薪を持参しましょう。（売店でマキの販売もあり）
※以前は直火可能でしたが、直火不可となっています。

地面は、河辺なので石もやや多く、場所によってはペグは打ちにくいです。金属ペグは持参しましょう。

区画サイト

1番から36番まで区画で区切られたサイトがあります。電源が使えるわけはないので、繁忙期以外はあまり利用するメリットが少ない気がします。

施設

炊事棟

炊事棟の脇にゴミ捨て場があります。しっかり分別して廃棄しましょう。

避難棟

避難棟があり、少し珍しいです。また、古いですが子供向けの遊具もあります。トイレはきれいな方だと思いますが、コインシャワーは床のすのこが一部腐っていたり、虫がいたりと女性の方は気になるかと思います。妻は少しシャワーを浴びるのをひるんだそうです

バーベキュー棟

バーベキュー棟では団体さんが利用されていました。ちなみにバーベキュー棟には、ビールの自販機があります。

トイレ

トイレは2箇所あり問題なくきれいです。

管理棟から西側を望む

サイトの北側に各施設が並んで設置されています。

まとめ

高規格で非常に清潔な設備とは言い難いですが、料金も手ごろで川遊びもでき、SLやつり橋も楽しめ、繁忙期でなければ広々とした空間でゆったり過ごすことができます。
スタッフの皆さんも親切で、良い意味でゆるい雰囲気もあります。

個人的にはあまり混雑して欲しくないのですが、ファミリーにもソロにも安心しておすすめできます。真夏の暑さは猛烈な場合があるので、その点は準備をしっかりとして楽しみましょう。